臓器シリーズ Vol.9 / 小腸
こんにちは。
淀川区・西中島/木川/十三エリアで『痛くないのに効く整体』をお届けしている整体サロンAsahiの杉本です。
「整体師が伝える臓器シリーズ」、第9弾は「小腸(しょうちょう)」です。前回の大腸につづいて、今回は“栄養吸収の主役”である小腸を見ていきましょう♪ 実は小腸、知れば知るほど働き者で、ちょっと驚いてしまうんです(^^)
小腸ってどこにある? ─ おへその奥に折りたたまれた全長6〜7m
小腸は、胃の出口から大腸の入り口までをつなぐ、全長6〜7mほどの長い臓器。おへその奥に、くるくると折りたたまれるように収まっています。そして十二指腸・空腸・回腸という3つのパートに分かれているんですよ。
小腸は、おへその奥に折りたたまれるように収まっています
小腸の役割 ─ 栄養の“約9割”を吸収する主役
小腸の主なお仕事は、食べ物の栄養素を吸収すること。なんと、身体に取り込む栄養の約9割を、この小腸で吸収しているといわれています。まさに栄養吸収の主役ですね(^^)
その秘密は、小腸の内側にびっしり生えた絨毛(じゅうもう)。この絨毛をぜんぶ広げるとテニスコート1面分にもなるといわれる広大な表面積で、効率よく栄養を受け取っているんです。
さらに小腸には、「パイエル板」という免疫の関所があり、食べ物といっしょに入ってくる細菌やウイルスから身体を守る、大切な役割も担っています。栄養と免疫、その両方を支えてくれているんですね。
こんなサインに気づいたら
・便秘や下痢が続く
・お腹の張り、ハリ感
・しっかり食べているのに元気が出にくい
小腸が「ちょっとお疲れだよ」と教えてくれているサインかもしれません。
整体の現場から ─ おへその奥を、やさしく感じてみよう
ここからは、整体の現場でのお話をさせてください。
小腸はおへその奥にあるので、おうちでも、ご自分でそっと様子を感じてみることができます。
あおむけにリラックスして、おへその少し下のあたりを、指の腹でやさしくふんわり押してみてください。
やわらかく沈む感じがあれば、いい状態。逆に張って硬い・押すと不快という時は、小腸がちょっとお疲れなのかもしれません。
※強く押すのはNG。あくまで「やさしく確認する」程度に。痛みのある時、お腹に病気のある方は無理をなさらないでくださいね。
私の現場の印象では、暴飲暴食が続いている方や、お腹の痛み・便秘でお悩みの方は、おへその周りが張っていたり、硬くなっていたりすることが多いです。
もうひとつ——、はっきりと断言はできませんが、生理中の女性のお客様で、この反応がはっきり出る方が多い印象があります。お腹まわりはとてもデリケートな場所ですので、その時期は特に、やさしくいたわってあげてくださいね。
「私たちのお身体は、本来“寝たら回復する”ようにできています」
もちろん整体は、小腸そのものを治療するものではありません。医療と整体は、しっかり役割を分けて考えています。そのうえで、全身のバランスとめぐりを整え、お身体本来の回復力が働きやすい環境をととのえること——、それが小腸へのいたわりにもつながると感じています。
小腸を労わる、2つのセルフケア
小腸へのいたわりは、“温度”と“腸内環境”から。シンプルだけど、毎日の積み重ねがいちばん効きます♪
- 1. お腹を温める :小腸は冷えがとても苦手。薄手の腹巻きを“年間を通して”取り入れるのがおすすめです。夏のクーラーや、冷たい飲み物の取りすぎにも気をつけて♪
- 2. 発酵食品で善玉菌を :ヨーグルト・納豆・お味噌などの発酵食品は、腸内の善玉菌を応援してくれます。毎日コツコツ続けることが、いちばんの近道です(^^)
※持病や食事制限のある方は、必ずかかりつけ医の指示を優先してくださいね。
気になる症状が続くときは、専門医へ
強い腹痛が続く、便に血が混じる、急に体重が減った——、そんなサインに気づいた時は、ためらわずに内科や消化器内科などの専門医にご相談ください。検査で、セルフケアでは分からないことをしっかり教えてくれます(^^)
まとめ ─ 栄養と免疫を支える“縁の下の力持ち”
今回のお話をまとめると——、小腸は全長6〜7m、テニスコート1面分の絨毛で栄養の約9割を吸収する、栄養吸収の主役。さらにパイエル板で免疫まで支えてくれる、頼もしい“縁の下の力持ち”でした。
小腸へのいたわりは、お腹を温める・発酵食品で善玉菌をのふたつから♪ 整体は、全身を整えてめぐりをサポートしながら、いっしょにお手伝いさせていただきますね。
最後までお読みくださって、本当にありがとうございました。次回の臓器シリーズもお楽しみに(^^)